たっちー の ひとりごと

今昔の思い出や、心に残った事を書き留めていきます。

僕の愛車

今の愛車になって20年が経ちます。ちょうど娘が生まれた時に購入しました。4台目の車です。186000キロを走破し、大過もなく無事に動いています。少し自慢をすると、僕の車はマニュアルミッションなのですが、一度もクラッチを交換したことがありません。僕の運転は、基本半クラッチがありません。アイドリングで繋いで、後はシフトアップもシフトダウンも必ずクラッチの回転を合わせて繋ぎます。クラッチを切るときは、スパっと、繋ぐときはすみやかに。。これをいつも常に実行します。そうすると18万キロ以上滑らないクラッチになります。エンジンのオーバーホールも一度もしていません。これは運が良かったからですね。

以前この車に命を助けられたことがあります。10年以上前になりますが、この車に乗って家族で三重県に旅行に行きました。正月過ぎたばかりということもあり、人が多く結構大変な旅行でした。走行距離も150キロぐらいは走ったと思います。随分疲れて家族3人は帰ってきました。翌日僕が出かけようと車のエンジンをかけようとしましたが、全くかかりません。それどころか、真っ赤なアラートが点灯するではありませんか!点いたアラートは初めてみるエンジンの形をしたアラートでした。明らかにエンジンそのものに異常があることを示しています。セルを止めて車から出て車の後方にいくと、なんとマフラーから大量の液体が漏れています。指ですくってにおいをかぐと、それはガソリンでした。。そのままセルを回し続けていたら、引火して火事になるところでした。

昨日家の駐車場に停めた後に起こったわけですが、よくよく考えてみると恐ろしいことに気づきました。。この二日間ずっと高速道路を走っていたわけですが、今、ガソリンが大量に漏れているということは、もし、昨日駐車する前にこのガソリン漏れが起こっていたら走行中に引火して大爆発を起こしていたはずです。しかし、走行中にはガソリンは漏れず、家に帰ってきてから、しかも翌朝エンジンをかけた時に発生したわけです。つまり、唯一火災にならない時に漏れたことになります。

原因はハーネスの絶縁不良であったのですが、ひとつ間違えば家族全員が死んでたはずです。

僕は今でもこの車に助けられたと思っています。